三重テレビ『おっ!TV』2023年2月11日放送

伊賀の伝統工芸『伊賀くみひも』を体験!
はたしておっちゃんにはくみひもを作ることができるのか・・・!?

伊賀市に来ています。
伊賀といえば忍者!…ですが、伊賀には伝統工芸品もあるのです。
それがこちら!
『藤岡組紐店』です。
『伊賀くみひも』の製造販売をしているお店です。

 

店内に綺麗に並んでいますね、伊賀くみひも。

「ありがとうございます!」

と、答えるのは、『藤岡組紐店』四代目店主の藤岡潤全さん。

 

「僕の角帯も伊賀くみひもです」

 

『伊賀くみひも』は国の伝統工芸品。
主に絹糸を使い、伝統的な『組台』を用いて組み上げたもので、昔は茶道具や刀剣の飾り紐にも使われていました。

 

四代目ということで、潤全さんは子どもの頃から『伊賀くみひも』に親しんできたんですか?

「両親は作っていましたが、僕が本格的にはじめたのは大学を卒業してからです。
今は父も母も僕も妻も、家族4人、全員が職人です」

『藤岡組紐店』は、家族全員が組紐職人で、手組み帯締めや羽織紐などを製作している、ちょっと珍しいお店です。

「やりがいのある仕事だと思っています」

家族全員で地域の伝統文化を守っていくなんて、素敵ですね!

「家族ならではの、大変なこともありますよ」

でしょうね。

 

『藤岡組紐店』は昭和初期創業。
高台による手組み帯締めや羽織紐などを製作。
最近では時代に合わせた『あまり絹糸』を使ったアクセサリーなど、時代に合わせた商品づくりにもチャレンジしています!

 

それでは『伊賀くみひも』のキーホルダーつくりを体験!

 

お手本。
8つの糸を交互に動かせます。
1つ飛ばして置いていきます。

 

こうして。
こうして…。

 

 

こんな感じで、けっこうできたんじゃないですか?

 

「これで約、1〜2cmくらいですかね」

 

体験で作る、実際のキーホルダーがこちら。
僕だったら夕方までかかりますよ。

 

「普段だと、少なくても絹糸は50本くらい。
多かったら60〜70本の絹糸を使います」

今後、こんなことをしていきたい、こんなチャレンジをしていきたいということはありますか?

 

「伝統工芸なので、基本はしっかりしながらも、着物を着ない人にもアピールできるようなもの…タペストリーなどもあるので、やっていきたいと思います」

確かに、鑑賞する対象としても充分美しいですね!

 

今日は本当にありがとうございました!

・・・こうして、まだまだ、おっちゃんYouTuberの『おっ!』探しは続きます。

 

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体験料 2200円 要予約